今さら秋田?

徹夜でレポートを完成させた後の爆睡中に
日本代表がいつのまにか決まっていました。

名波の落選は予想外でした。
代表には不可欠な選手だと思っていたのですが・・・
中村が落選したのは仕方ないのですが、
なんで小笠原が残ったのかはいまいちわかりません。
アントラーズの試合は普段あまり見ないので
彼の本当の実力は正直あまりわからないのですが、
あれだけのタレントをそろえて苦戦しているアントラーズを見る限り、
Jリーグで結果を残しているとは言えないのではないのでしょうか?
ビスマルクが抜けた穴を結局彼は埋められなかったということでしょう。
本山にも責任があるのかもしれませんが・・・
Jリーグでの活躍が認められなかった中村はちょっとかわいそうでした。

そして、ベテラン二人についてですが、
これについてはなんとも言えません。
中山がJリーグで大活躍している中での代表復帰なら歓迎しますが、
今年の中山はそこまで活躍しているとは思えません。
まあ、チームの精神的な柱にはなってくれるそうなので
反対はしませんが・・・

秋田ですが、これはこの前のノルウェー戦にヒントだったのかも。
なぜかあの試合は中沢がスタメンでしたよね?
(松田が怪我していたかららしいのですが)
すなわち、フィジカル的に強い選手を
トルシエは今さら求め始めたということなんです。

今までは、たとえ1対1には弱くても
戦術理解度でそれを補っているようなDFを起用していました。
そして、アジアレベルではそれが十分通用しました。
すなわちフラット3が機能したのです。
しかし、少し敵のレベルが上がると
徐々にフラット3が不安定になってきました。
両サイドのスペース、1対1の弱さ、2列目からの飛び出しに対処できない
中でも1対1での弱さは致命的で、これが原因で
個人技で得点を許したケースが多くなりました。
すなわち、戦術だけでは防ぎきれないレベルの敵にはどうしようもない
という状態になってしまったのです。
そして、それを象徴したのが先日のノルウェー戦。
このチームはそれほど個人技を持っていなかったように思えますが、
フィジカルが非常に強く、高さで日本を圧倒しました。

そして、いよいよトルシエは日本最強のDF秋田をついに・・・
しかし、やはり今さら遅いよ。
以前も書きましたが、こんなことをするのなら
最初から秋田中心のDFを作っておくべきだったと思います。