本日3度目

スポーツ新聞を見ておかしいなと思うことがありました。
日本代表選手の「自己主張」の成長についての文章なのですが、
かつてユース代表がフランス遠征したときに
選手達が赤信号で立ち止まっていたらしいです。
車がこないのに誰も横断歩道を渡ろうとしない光景は
意思のないロボットのようで異様だったみたいなことを
この新聞の記者は書いていました。
そして、これの原因は日本の文化にあると。

一体何を寝ぼけたことを書いているのでしょうか。
こんなの自己主張と全く関係ないと思います。
車がこないからと言って赤信号を渡ることの方が
本来は異様な光景と呼ばれるべきことではないのでしょうか。
規則を破ってはいけないという善意思があるからこそ
信号を渡らなかったのであり、
決して意思のないロボットなんかじゃありません。
ろくに規則を守れない若者があふれている現在で、
むしろ褒め称えるべき行為ではないのでしょうか。

僕はそもそも信号無視をめったにしません。
昔はよくしていましたが、ここ3年間ほどやめました。
バイクを乗るようになってから、
自分は相手に迷惑をかけていないと思っていた信号無視も
車側からすると相当迷惑であることに気付いたのがひとつの理由であり、
そして、何より信号無視をしないといけないほど急ぎの用が実はあまりない
という事実に気付いたのがもうひとつの理由です。

規則は人が見ているところだけ守ればいいものではありません。
これは当然のことですよね。(ダビでの不正も然りです)
欧州では信号無視がどのようにとらえられているのか知りませんが、
彼らのサッカーのプレイの汚さを見ていると
とても規則を大事にしているとは思えません。

日本のサッカー関係者は欧州を神聖視しすぎです。
欧州サッカーにはおかしなところがたくさんあり、
それらを真似すべきではないと思います。
なぜ、自分達の文化を否定する必要がありましょうか。
そして、
「こんな接触程度ではヨーロッパならファウルになりませんよ。」
などとよく言うサッカー解説者達に言いたいです。
おかしいのは欧州の方ですよと。
それで怪我人が続出している現実を知っているでしょう。