自業自得では

現在、韓国の試合が始まった頃でしょうか。
僕はラジオ近鉄対ロッテを聞いていますが。
トリプルプレイ(僕は初遭遇)で一気に近鉄が流れを失いました。

さて、なんだかどこの日記にもW杯の話題が載っていて、
ほとんどが韓国を否定しているようですね。
ダーティーなサッカー、審判の不正疑惑など
韓国のことが気にいらない人が多いようです。
果ては共催が失敗に終わったなんていう人まで。

しかし、この大会を見る限り
韓国はベスト4に残ってもおかしくない試合内容ではないのでしょうか。
もちろん日本もそうだったと思います。
確かに、審判が多少韓国の味方をしたように見えなくもないですが、
圧倒的に韓国が押し込まれていて、
審判を味方につけたおかげで勝ったようなサッカーを韓国はしていません。
ほとんど内容は互角以上だったと思います。
(あくまで僕が見ていた範囲ですが)
というか、欧州勢の動きが悪過ぎなのが悪いのです。
本来の実力を発揮できれば審判の判定なんか関係ないくらいの
圧倒的な試合が出来たのではないでしょうか。
まあ、リーグ戦を重視した彼らが悪いのであって
自業自得な結果だと思います。
審判に文句を言う前に、
あれだけ恥ずかしい試合内容をした自国の選手・監督を
欧州の人々は非難すべきではないでしょうか。
まさか試合内容については満足しているなんてことはないでしょうね。

また、観衆の態度が悪いという話もありましたが、これについては同感です。
ただ、別に韓国に限らずサッカーの観客はみんな態度が悪いです。
なんで、選手(敵味方にかかわらず)が一生懸命やっているところに
ブーイングせんとあかんのか分かりません。
これが嫌で、サンガの試合でも会場まで見に行くことは最近なくなりました。
他の競技だと、プレイ中はたいてい静かになるものなのですが。
(テニスやゴルフは1番良い例ですが、
野球でも投手がボールを投げてからはブーブー言ってません)
まるで、音楽のライブ会場みたいで、
とてもスポーツを観戦している雰囲気はありません。
この点、アメリカのスポーツ観戦者はメリハリがあって素晴らしいです。
これはどちらかというとクラシックのコンサートみたいな雰囲気ですね。
どちらが良いかは人によって意見が分かれるでしょうが、
僕は、スポーツには後者がふさわしいと思います。
アメリカでサッカー人気がいまいちな原因の一つは
この辺にあるのではないでしょうか。