袖振り合うも多生の縁(2)

(続き)

失敗作の一塁手の育成時に
久々にアベレージヒッターをつけて
試合に臨んだのですが、
その効果の凄まじさを改めて感じました。
この選手の育成は面倒だったため
チームリーダーにならず全打席自分で打ったのですが、
アウトになったのはたったの3打席のみで
他の打席は全てヒットが打てました。
ミートBにアベレージヒッターがあってパワーが高いと
こうも打てるものなのか、とかなりびっくりしました。

特にいつもは全く打てないオールスターでも
ヒットを連発できたことに驚きました。
というのも、僕の打撃技術は、
CPUレベルが「ふつう」ならそこそこ打てるが
CPUレベルが「つよい」になるとさっぱり、
という感じです。
ですので、普通の公式戦では結構ヒットを打てるのですが、
アメリカのレギュラーリーグやオールスター、
そして、猪狩カイザースとの優勝決定戦になると、
なかなかヒットを打てません。
つまり、現在の僕の実力は「ふつう」くらいなのです。
アベレージヒッターは「ふつう」と「つよい」の
ギャップを埋めてくれる感じがしますね。

最も育成が上手くいったのは一番下の遊撃手で、
3年目の試合は日本シリーズ以外全て勝ちました。
おかげでこの能力でアベレージヒッターをゲットできました。
あとわずかに筋力ポイントが足らずオールAを逃しましたが、
この選手は2年目までいまいちだったことを考えると、
もう少し上が狙えそうな気がします。
まともな継承選手が一人でも出現してくれれば
オールA+アベレージヒッターが
僕の実力でも狙えそうな感じです。

また、この選手の育成時に
猪狩カイザースに珍しく勝てましたが、
やはり猪狩守を打ち崩してではなく、
たまたま7回にリードしてくれている状態で
コンピューターがつないでくれて逃げ切っただけでした。
これまで僕自身の操作で猪狩守から奪った得点は
合計でたった1点です。
猪狩守との対戦防御率は0点台前半でしょうね。
あの変化球はほんまに打てまへん。