跋渉(3)

(続き)

このように全てが同時に揃うのを待つフォティに対して
以前から例えをいろいろ考えていたのですが、
これまで以上にぴったりの比喩を思いつきました。
フォティは3連単なのです。
当たったときの破壊力は抜群なものの、
その確率は他の馬券に比べると遥かに悪いため、
短期的にはマイナスになる確率が極めて高い、
しかし、しっかりとした理論に基づいた馬券の買い方なら
長期的な回収率は他の馬券を上回るはずといったところは
まさにフォティテンです。
問題はその長期的というのがどの程度になるのかで、
僕は当初はそれを10万頭くらいとイメージしていたのですが、
ここまでの手応えからではそれではまだ
確率的には他馬券(他配合)に負けるという印象です。
となりますと、一般的な馬券資金(生産時間)の場合は
現実的な馬券(配合)ではないということに・・・。

ちなみに、馬単は根性がある程度保障されるブラダン、
3連複は気性が安定していて
他が揃っていなくてもごまかせそうなダンバン、
SPSTが大変だけどサブパラがフォティより揃いやい分、
多少ごまかしが効きそうなルションは4連複くらい?
といったイメージです。
さらに、ついでに言うと的中率だけなら
ハイステは4連単、アサスキャは5連単ですかね(笑)。

そんなこんなで、より現実的に考えると
この配合ではしんどいわけですが、
フォティテンで何より問題なのはST、
ならばその点の解決をまず最優先にした配合ということで、
STUPインブリをさらに1本増やす
母父フォーティ配合のデータを取りたくなってきました。
確かに気性が極めてしんどくなりますが、
母父気性Aだからといって、
賢い産駒ばかり出るわけでもありませんし、
何より安定A・Bではバランサーの影響なのか
気性が凹んでいるときに
ST爆発するケースが多いのも気になります。
ならば、SPST爆発時にまともに使えるサブパラが揃う確率、
つまり現実的な確率を期待して、
超極上クリ牝がいてすぐにでも〆牝生産に入れる、
ふぉふぉ配合を実験的に試してみようとなったわけです。
何より聖域85に届きますしね。(←これが一番大きい)

とはいえ、あくまで週末限定生産ですので
のんびりペースは変わりません。
そんなわけですので、
〆牝生産もかつてのように満足のいくまで粘るのではなく、
週末2回分で最も良い馬を採用するという感じでいこうと思います。