Erfolg m. (success) (2)

(続き)

◇まとめ
ご覧の通り繁殖能力が高いほどSTの乗りは良くなる傾向は
はっきり出ているんですけど、
やはり以前の実験と同じく
爆発領域と呼べそうなところまでいくと
差はかなり小さくなっていきます。
確かに、母数の多さも踏まえると
62-4コジ牝からの5耐え率は
他のコジ牝よりもやや勝っている可能性が高そうですが、
体感するのは絶対に不可能なほどの
極めて小さな差でしかないでしょう。

5耐え以上必須の大逃げ配合では
繁殖能力にそこまでこだわる必要はないと
今回の結果からは言えそうです。
(ただし、SPST同時爆発では事情が違う可能性もありますし、
ハンティングホークの距離適性なら
繁殖能力による差が現れる可能性も考えられますが・・・。)

しかし、逆に考えると
今回の場合においては2〜4耐え率では
それなりに差が出ているわけです。
したがって、爆発SPに2〜4耐えを揃えようという発想の場合、
例えば今回と同じ父ダンスのダンバンなんかでは
繁殖能力による差は大きそうです。
(もちろんこの場合もSPST同時爆発は事情が違う
という可能性があるんですが・・・。)

また、60-2.25のコジ牝の結果を他と比べると
SPはSTに影響している可能性も考えられるのですが、
データ不足による偶然の可能性も高いため
はっきりしたことは言えません。
今回のデータは高能力(62-4)と他の繁殖を比べるには十分ですけど
やはりそれ以上を語るにはデータ不足の感は否めませんから。

しかし、そうは言っても
最もショボい能力のレインボウ牝からの5耐え率が傑出していたことは
自分にとって衝撃でした。
たかが1%と2%の違いとは言え、
このレベルでは1%と2%の違いはかなり大きいものですし。

レインボウ牝馬からの爆発の解釈の可能性
1.単なる偶然
2.ST限界の差
3.いわゆる当たり牝馬だった
4.ニックスには魔法がある

僕は4.を信じています(笑)。

さて、近況も。
先日書いたようにここ数日は久々に
ハイエストオナー配合に取り組んでいたわけですが、
途中から右1のデータを取るのに夢中になってしまい、
ほとんど生産が進みませんでした(苦笑)。
壁にぶち当たったりもしたんですけど、
おかげでかなり精密なデータが取れたつもりです。
結果はこの日記か別ページにでもまとめようかと思っています。