両方がっかり(2)

上の続きです。
Kanon」ですが・・・
ちょっときついですね。
これまでの展開と名雪の人気から
てっきり名雪エンドになると思っていたのですが・・・
どうりで不評なわけですね。
そりゃ名雪ファンが怒りますよ。
(そう言う自分も名雪派)

秋子さんなんか自分の娘がふられても構わない
それで、名雪は大人になる
みたいな態度でしたが、
子供なのは名雪よりも祐一の方では?
7年間もあゆのことを忘れてて(しかも自分で忘れようとした)、
今さら会いにきて、ずっとそばにいてやる、なんて
祐一君は、どう考えても「ONE」の折原浩平君よりもひどいですよ。
名雪の気持ちは踏みにじんだままだし。
祐一君は名雪に何かしてあげましたか?

と、思わず名雪を擁護したくなりますが、
いちおう原作もあゆがヒロインらしい(?)ので
あゆエンドになるのは仕方ないことかもしれません。
しかし、問題なのは全く伝わってくるものがなかったことですね。

TV版だけを見た人(そんな人ほとんどいないのでしょうが)は
「何が「奇跡」なの?」
「そりゃ作り話なんだからいくらでも「奇跡」は起きるでしょう」
としか思えないのではないのでしょうか。
三角関係で男性が一人を選び、もう一人の女性がかわいそう
みたいなありがちな話でしかなかったような気がします。
「奇跡」なんかよりもそっちの印象の方が強いです。

原作の方は「奇跡」についてもっと伝わってくるものがあった気がしますが、
何せ、あゆエンドは全く印象に残ってないので・・・
また、原作ではこだわりを感じた「家族」はあまり扱われませんでしたね。
真琴がらみの話くらいでしょうか?

しかし、いちおうTV版「Kanon」を全話みましたが、
やはり原作の方がはるかによかったと思います。
実は脚本と演出と音楽がよかっただけで、
原作も中身はTV版と同じだった
とは思えません。

そう言えば最近「Kanon」の原作やってないなぁ・・・
「ONE」の方はたまにやるけどなぁ・・・
久しぶりに「Kanon」やってみようかな・・・

ダビスタは?
もちろんやります、ギャルゲは単なる息抜きですよ(苦笑)