天皇杯準々決勝 vs名古屋（２）

（続き）

【総評】
前試合とは打って変わって好内容の試合だった。
その大きな要因はボールキープできる選手がいたこと。
朴・松井といった前試合で不調だった選手が
本来の動きを見せ、ボールをキープすることで
最後までこちらのリズムで戦えた。
終盤、パワープレイに出た相手の中盤がなくなったときに
できればカウンターで追加点が欲しかったが。
守備陣も何度かの危機があったが
最後まで寄せていたのでどれも決定的なシーンには至らなかった。
ただ、後ろから上がってきた選手へのマークがずれ
そのスペースからピンチを招くことが何度かあったのが気がかり。
名古屋は、パスミスが多く
最後まで攻めあぐねている感じだった。

☆ＭＯＭ
ＭＦ　朴智星
負傷を全く感じさせない素晴らしい内容だった。
改めてこのチームでの彼の存在の重要性を感じた。
ぜひ天皇杯に優勝し、欧州での活躍につなげて欲しい。
朴なき来年への不安も同時に感じたが・・・

＜感想＞
僕としては結果・内容共に大満足な試合でした。
今季のサンガを象徴するような試合だったと思います。
サンガとしては史上初の天皇杯ベスト４ですが、
次の相手が広島なんで決勝も十分狙えます。
来年どれだけの選手が残るのかまだわからない現状ですが
今年のサンガは僕としてはサンガ史上最高のチームでした。
このチームの最後は
ぜひサンガ初タイトルで締めくくって欲しいです。
そして意味は違いますが、朴へ

<i>最後は…どうか、幸せな記憶を。</i>