戒功(2)

(続き)

さて、上述しましたように
再びカイザースで投手育成をしているわけですが、
カイザースはプレイヤーの実力次第というイメージは
完全な間違いだったなということを改めて感じています。
この球団はキャットハンズの次に運が大きい球団だと思います。
序盤の1軍昇格なんか完全に運だけですし、
続く難関の入れ替え試験におきましても、
合格ラインに影響を及ぼすオープン戦はかなり運が絡んできますし、
相手が友沢かドリトンかでもえらい違いです。
(もちろん終盤は実力次第になるのかもしれませんが、
それはどの球団でも同じですし、むしろ実力が必要なのは
キャットハンズのような弱いチームだと思います。)

そして、これは最近になってようやく気付いたのですが、
猪狩進との友情(投手育成時)にもかなり運が絡んできます。
なぜ同じような練習内容をこなしているのにもかかわらず、
ある選手はあっさり守備練習2回で2年目5月ごろに友情成立するのに
別の選手は守備練習を繰り返してもなかなか友情が成立しないのだろう、
という疑問は前からあったのですが、ようやくその理由が分かりました。
パーティーイベントなどの進絡みのイベントが多く起こっていれば
勝手に進との友情成立ラインに近づいているんですね。
逆にこの運に恵まれない場合は、守備練習を一緒にしても
なかなか友情成立に至らないという苦境に陥ります。
コメントが「兄さんの次に尊敬しています」で止まりますので、
なかなか友情成立のタイミングを
見極められないのも難しいところです。

このようにカイザースでの育成はかなり運次第ですので、
やんきーズでの安定した育成に慣れつつあった僕には
苦痛以外のなにものでもありませんでした。
特に序盤の2軍戦と入れ替え試験では
何度PS2を破壊したい衝動に駆られたことでしょうか。

そんなこんなで、上にも書いた丈夫失敗2度を経るなど
苦労を重ねた末にようやく
過去最高の育成が出来た投手が完成しました。
初期能力は至って普通でしたが、
最近は初期能力がやや低い場合も
その分ケガ率が高い状態(30%前後)でも練習を重ねれば
結局は大して変わらないのではないのか、
と考えてプレイしていますので、
初期能力にはあまりこだわっていません。
そういう選手なら別に怪我してもかまわないという発想で
ケガ率が高くても平気で練習させられますので
序盤が気楽に進められます。

(続く)