披瀝(3)

(続き)

▽以下参考までに固定させなかった投手の先発年度の成績▽
(1年分のみの選手は省略)

・辻本茂 右投右打
164km C145 B111
スライダー4 ドロップ1 シンカー4
ジャイロボール ノビ4 低め○ 
対ピンチ4 回復4 打球反応○ 闘志

平均防御率…8.65(7年分)
平均順位…4.00【0−1−1−2−3】

監督はあまり期待していなかったのだが、
5人目の投手としては一番の活躍だった。
164kmのジャイロボールの威力か。

・角田 右投右打 
159km A185 B133 
スライダー4 ドロップ6
ノビ4 キレ4 対ピンチ4 打球反応○

平均防御率…9.47(3年分)
平均順位…5.00【0−0−0−0−3】

監督の期待をことごとく裏切った。
変化球の質に問題があると思われる。

・手島 右投右打 
163km A180 C95 
スライダー4 ドロップ7
ジャイロボール ノビ4 キレ4 低め○ 対左4
クイック4 対ピンチ4 速球中心

平均防御率…7.22(2年分)
平均順位…3.00【0−0−2−0−0】

チームの抑えの役割を任されることが多いのだが、
先発に回ってもそこそこやれることを見せた。
ただし、スタミナ不足で年間100イニングくらいが限界という
大きな欠点を抱えており、
この投手を先発に回すのなら中継ぎ以降の強化が急務だ。

<番外編〜エースは不利?〜>
以前からどうも1番手投手の防御率
悪くなりがちな気がしていましたので、
今回の全16回のリーグ戦では先発投手陣の順番を
毎回変えてデータを取っていました。
先発1番手におかれた場合と
先発2番手以降におかれた場合を比較してみましたところ、
今回の場合は↓みたいな感じでした。

・1番手時の平均防御率
鈴木和…7.04(6年分)
川畑…6.97(5年分)
・2番手以降時の平均防御率
鈴木和…6.27(10年分)
川畑…6.43(11年分)

偶然なのか、1番手による対戦相手との巡り合わせなのか、
いまいち分かりませんが、気になりますね。

<最後に>
データを見るのって本当に面白いですね。
単に僕がデータ好きな特殊な人間だからなのかもしれませんけど。
今になって、リーグ全体での成績などの細かいデータも取っておけば
もっと面白かったかなと後悔しています。
打者のデータとかを取るのも面白そうな気がします。