披瀝(2)

(続き)

・鈴木和 右投右打
165km A183 A153
スライダー5 カットボール1 サークルチェンジ1 シュート2
ノビ4 キレ4 対左4 対ピンチ4 クイック4 回復4 打球反応○

平均防御率…6.56
平均順位…1.94【7−4−4−1−0】

天才というだけで監督には嫌われてしまっているのだが、
天才の割には派手さがなく地味に安定した成績のため
人気もいまいちそうでちょっとかわいそうな投手。
が、やはり実力はチームトップか。
天才の意地を見せて平均防御率チームトップを死守し、
自らが未だにこのチームのエースであることを証明した。
抜群の制球力による四球の少なさと豊富なスタミナで
毎年のように200イニング付近を投げる安定感はさすが。

・川畑 左投両打
162km B163 B120
シュート6 スライダー7
ノビ4 キレ4 対左4 対ピンチ4 回復4 尻上がり

平均防御率…6.60
平均順位…1.75【7−7−1−1−0】

監督期待の次世代エース候補は
平均防御率こそ天才の壁にわずかに屈したものの、
チーム内での防御率の平均順位はトップと期待に応えた。
天才と比べても見た目の派手さは断然こちらが上。
自慢の変化球は、
不安定な制球力のため四球の多さの原因ともなるようだが、
奪三振数はリーグ全体でも常にトップ争いを演じるなど
その強烈な切れ味も十分過ぎるほど見せてくれた。

・斉藤 右投右打 
162km B165 B119 
ドロップ6 シュート4
ジャイロボール ノビ4 キレ4 低め○
対ピンチ4 打たれ強さ4  回復4

平均防御率…7.51
平均順位…3.25【1−3−6−3−3】

かつては鈴木和に続く2番手投手として
時には鈴木和をも凌ぐ活躍をしてきたが、
今は監督が常に安心して見ていられるベテラン投手。
大黒柱2人の不調時には頼りになる存在である。

・烏川 左投両打
160km B156 B110
シュート4 スライダー7
ノビ4 キレ4 対左2 対ピンチ4 打たれ強さ4
回復4 牽制○ 打球反応○

平均防御率…8.02
平均順位…3.75【1−1−2−9−3】

能力が中途半端だと当然のように成績も中途半端。
先発ローテーションをいつまで守れるのか。
監督はこの男をローテーションから外せるような投手を
早急に育成する必要があるだろう。

(続く)