帰依(1)

なんでジーコさんはあそこまで欧州組にこだわるのかなぁ。
現地でまともに試合に出ている(もしくはこれまで出てきた)
中田や小野を起用するのは当然でしょうけど、
他の人達は単に欧州リーグに所属しているだけの
欧州サブ組にすぎませんからねぇ・・・。
1次予選で敗退などというのは
ありえないような間違いが連発でもしない限り
考えられない事態のはずでしたが、
現状では何かひとつの間違えで十分起こりそうです。
こんな内容では、たとえ1次予選を突破したとしても
2次予選で大苦戦するのは間違いないでしょう。
そんなわけですので現状打開策を僕なりに考えてみました。

1.五輪代表のメンバーをそのまま日本代表にする

・長所
現日本代表と違って組織がある程度確立しており、
安定した戦いが期待できるのに加えて勢いもある。
アジア大会(2002年)や先日のロシア代表戦など
フル代表のチームとの対戦経験もそれなりにあり、
少なくともアジア1次予選レベルの相手なら全く問題ない。

・短所
五輪代表のスケジュールとの兼ね合い。
また、2次予選のレベルになってくると果たして通用するのか
という大きな不安もある。

2.1次予選の間は国内組だけで戦う

・長所
試合直前に帰国してくる欧州組と違って
選手のコンディションが良い。
また、最近の日本代表の親善試合では欧州組が召集できず
国内組を中心に戦うことが多かったので、
チームの骨格はこちらの方がしっかりしている。

・短所
欧州組が日本代表として出場する機会がなくなり、
国内組と欧州組とが綺麗に融合した
真の日本代表の完成が遠くなる。
そして、このままでは2次予選が苦しそう。
また、メンバーが地味なため興行的に盛り上がらず、
世間のサッカーに対する関心が下がり、
日本サッカーの将来への不安が・・・。

3.ジュビロ磐田+高原をそのまま日本代表にする

・長所
ジュビロはFWグラウを除いて日本人で構成されており、
ここにかつてジュビロに在籍していた高原が加わればメンバーは揃う。
メンバーには日本代表経験者も多く
実力的にはそれほど問題はないはず。
何より日本最強を誇る組織力で常に攻守共に質の高いゲームが出来る。

・短所
2の短所と似たような内容に加えて、
ジュビロ磐田のJリーグの日程との兼ね合いもある。

(続く)