撞着

本屋で不思議な光景を眼にしました。
大学受験の英単語集のコーナーに
40〜50歳くらいっぽい2人のおばさんが
店員に連れられやってきました。
息子の参考書を探していると思われる
このような保護者の姿は別に珍しくないのですが、
今日はいつもと違いました。
なんと店員が手に取った本は
ずいぶん前にこの日記で紹介したあの<a href="http://www.moetan.jp/moetan.html" target="_blank">『萌え単』</a>だったのです。
信じられないことにおばさん2人はこれを探していたらしいのです。

「『萌える英単語』で『萌え単』なんやって」
などと『萌え単』を読みながら語っている
おばさん2人をこっそり観察しながら
僕は必死に状況を理解しようと努めました。

(1)オタクな息子が母親に買ってきてくれるよう頼んだ

いや、まさかそんな恥ずかしいことを頼めるわけがない。

(2)このおばさん2人のどちらかが
   どういうわけか『萌え単』の存在を知り、
   大学受験を控える子供にやらせようとしている

保護者がまともな思考の持ち主であるなら
こんな単語集を子供にやらせようとするとは思えないのだが・・・
他に有名な英単語集は腐るほどあるはず。
それともそこまで話題になっているというのか?

ならば
(3)保護者の間で『萌え単』が話題になっている
(4)高校の英語教師が保護者に薦めた

ありえん

(5)その子供の家庭教師(オタク)が薦めた

確かにこの国にはオタク家庭教師および塾講師は大量にいそうだが・・・

(6)実はこのおばさん2人がオタク





いくら考えてもわけが分かりませんでした。
いまだにさっぱりです。