止事無い

初めて対戦する投手に素晴らしいピッチングをされて
なかなか打てないということは
シーズン中にもしばしばあることですので、
悔しいとはいえやはり仕方ありません。
別にプロ野球の価値が下がるということは
全くないと思います。
初対戦での実力とプロとしての真の実力は
全く別物だからです。

ボクシングなどの例外が一部ありますが、
同じ相手と何度も対戦を繰り返すのが
プロスポーツの大きな特徴です。
つまり、互いに手の内を知っている状態において
実力を競い合うのがプロなのです。

プロ野球における「２年目のジンクス」は
様々な要素が複雑に絡んだ結果でしょうが、
これが最も大きな原因でしょう。
（初対戦に近い状態が続く）１年目と同じ実力のままでは
徹底的に研究される２年目以降はプロでは通用しないのです。
そして、その２年目以降こそが
プロとしての真の実力なのではないでしょうか。
そういう意味では、
日米のいずれにおいても年々成績を伸ばしていく松井秀喜選手は
まさに究極のプロフェッショナルだと思います。

国際大会という、偶然性の高い一発勝負の舞台を究極目標にし、
その結果だけに一喜一憂するのではなく、
リーグ戦という、長期的には必然性が要求される舞台における
質の高さの向上を最優先にするのが
プロとして望ましい姿なのではないかと僕は思っています。
（したがって、代表最優先で
Ｊリーグの扱いがあまりに低い日本サッカーに
僕はどうしても違和感を感じてしまいます。）
ですので、これからのプロ野球での
今回の五輪代表組の活躍を期待したいと思います。

フォティアン。
差し替えＯＫということですので
再び生産再開しました。
あと１頭くらいはＫＳＰ８１以上を
引きたいところです。