浩然の気(3)

(続き)

ということで、まずはこれが事実かどうかを確認。
以下は全て成長型の壁の影響を受けないように
3歳夏に軽く調教して未勝利戦勝利後、
それぞれ成長の壁が確実になくなったであろう時期まで飛ばしてから
お任せ調教に移行し、SP調教数を確認しています。
もちろんレースでの成長も考慮に入れています。

・超晩成KSP68(最大SP値103、完成に必要なSP52)
→お任せチェック:SP調教52本目の次の調教から内容変化

・遅普通KSP52(最大SP値87、完成に必要なSP44)
→お任せチェック:44本目の次の調教から内容変化

・超早熟KSP84(最大SP値119)
まずSTを仕上げてSP完成に必要な調教本数36本を自分で確認。
→お任せチェック:36本目の次の調教から内容変化

以上の結果からおそらく藤枝お任せ調教スタイルは
僕の予想通りと思われます。
したがって、このことを利用すれば
他牧場生産牝馬でBC登録が出来ない場合でも
遅普通以降に限りKSPが決定できます。

例えば、2月2週SPコメントで遅普通の場合は
51本目でお任せ調教スタイルが変わったら
完成に必要なSPは50本ということ、
そして、遅普通以降の初期値がMAX値の半分であることから、
MAXSP値は100となり、KAP65と決定できるわけです。

しかし、やはり普通以前のSP値の確定は不可能。
成長型初期SP値(えむぴーさんのフォティの部屋参照)を
考慮に入れれば特定できるかもと思ったんですけど、
例えば普通型で仕上げに必要なSP本数が40本だった場合は、
詳しい計算は省略しますが、
候補KSP44〜62と範囲広すぎでした。

ということで、普通以前の成長型で
SP値を特定しようとなると、
やはり時計から判断するか(超絶の不安があるんですけど)、
万全を期すなら1歳パスを用いて印比較するしかないかと思われます。

ちなみに、もしGBA版での藤枝厩舎の調教スタイルが
64版と同じままなら、
(僕の記憶では基本的には同じだったと思うんですけど)
今回の方法を適用することが可能で
遅普通以降のKSPの測定が容易になります。
(普通に調べようと思うと
ST完成後SP調教でパス変化を1本ずつ調べるという
面倒なやり方でしたよね・・・。)
暇な時にでも試して確認していただけると幸いです。

あー、こんなにいっぱい書いて
実は常識だったらどうしよう・・・。