浩然の気(2)

(続き)

さて、話は変わりますが、
遅普通以降のSP確定方法に
今さらながら気付きました。
ただし、ついこないだミスしたこともあり、
実は常識じゃないのかという不安もありますので、
もし常識でしたら
「今さら何言ってやがるんだ」
とスルーしてください^^;

まず、その前にその際に利用する
藤枝お任せ調教スタイルから説明します。

☆藤枝厩舎のお任せ調教スタイル
・体調「少しずつ・・・」のとき
SP未完成→坂路
SP完成後→ダ併せ
・レース登録時
SP未完成→芝強め(ただし丈夫産駒は芝一杯)
SP完成後→W一杯

※1
ただしベスト馬体重よりやや上の場合に限ります。
また、レース未出走の場合等は
まれに無理やりレースに出すために
例外となる調教をする場合もあります。

※2
SP完成とはSP現在値が素質のMAX時のことです。
SPが成長型の壁まで到達して
SPがその時点で成長しなくなったという段階でも
調教スタイルは変更されません。
つまり、成長型の壁がある間は常にSP未完成扱いとなります。
あくまで、SPの現在値がその馬が持つ最大SP値に到達して
初めて調教スタイルが変更されます。

※3
ただし、(↑の方でも触れた)3歳7月までの蓋は
あくまでBC(orレース)でしか反映されず
その馬の現在能力とは無関係であると思われることから、
蓋が残っていても、現在SP値がMAX値に到達すれば
調教スタイルは変更されます。

※4(今回の内容とは直接関係ありません)
「3歳7月までの蓋」と「成長の壁」は一見似ていますが、
本質的に全く異なるものだと僕は思っています。
↑にも書いたように超早熟等で蓋が残っている段階で
調教スタイルは変更されるんですけど、
遅普通以降では成長型ごとに似たような時期、
つまり、おそらく壁がなくなって
MAX値に到達したであろう時期以降しか
調教スタイルは変化しません。
ということで藤枝調教スタイルが正しいと仮定すると、
前者はBC(orレース)能力のみに影響し
その馬の現在能力には関係ありませんが、
後者はその馬の現在SP値に直接影響していると思われるわけです。

以前から経験的にこうなっているだろうと予測はしていたんですけど、
最近になってようやくこの藤枝調教システムが事実なら
かなり応用できることに気付きました。

(続く)