Urteil n. (judgement) (2)

(続き)

例えば04なんかは傍から見ていると
まだ分かっていないところだらけで、
96でいうと面白解明前、
旧PS版でいうとニトロ解明前
のように僕には映るのですが、
そういった04の配合理論を解明しようとしている人は
あまり見かけません。

しかし、そういった姿勢が間違えているのかというと、
決してそんなことはないのは言うまでもありません。
先ほども書いたように
検証等は本来はあくまで最強馬生産という目的のための
手段に過ぎないのですから、
フローというバグによって
そんな理論の解明などしなくても
事実上の最強能力に到達できる04では
いちいち面倒な検証をしてまで理論を解明する必要はない
というのはごくごく当たり前なわけです。

そして、これは最強馬生産への道が
上述したようにほぼ確立されている64についても同様ですから、
自分自身でも今僕がやっていることは
客観的にアホらしい行為なんだろうなぁ
ということは自覚しているのですが、
こればっかりはどうしようもないんですよ。
僕は普通に生産するよりも
こういうやり方の方が楽しいんですから(苦笑)。

ただ、こういうデータ取りをやっていると、
不正の定義が明確に確立されていなかった時期に
一部の人たちが内部数値を
直接のぞきたくなった気持ちが痛いほど分かるんですなぁ・・・。

(実質的に旧PSで引退した)うちのリーダーが、
自分が(売却価格のなくなった)99に本格的に取り組んでいたら
おそらくそういう機械を使っていただろう、
なぜならそういう数的な部分にこそ
ダビスタの面白さを感じていたからだ、
といった感じのことを以前おっしゃられていたのを思い出して、
今さらながら納得すると共に
自分もそういう人間なんだということを実感しました。

時代が違えば僕も不正馬主の仲間入りしていたかもしれないと思うと、
なんとも表現しがたい気持ちになりますなぁ。