Vollendung (completion) (1)

〆牝生産通算257セット目。
ついにガツンと来ました。
さすがクリエイターマジック。
やはりSP型の59−0.25の方から出てくれました。
能力は71−2.50(補正前)。
STはいまいちですが、
SPは配合限界と申し分ありません。

そもそも唐突にこの配合に取り組み始めたのは
『64』においてKSP84が狙える配合の中で
最も良い条件が整えられるこのハイクリ84でなら
突発的な爆発に頼らずに
KSP80クラスが引ける可能性があるのでは
という密かな期待を感じたからです。
この牝馬は、これでダメでも納得できる
というレベルに何とか到達してくれています。

フォティアンでは突発的な爆発でしかKSP80台は引けず、
そこにSTを揃えるのもまた突発的な爆発に期待ということで
結局はどの能力も爆発待ちという運任せの生産でしたから、
せめてどこか一つだけでも確率が高い配合をと求めて
現在たどり着いたのがこのハイクリ84なわけです。

元々はふぉふぉにそれを期待していたんですけど、
運に見放さたこともあって
これでダメでも納得できるというレベルの
フォーティ牝がなかなか引けませんでしたし、
何より最終的に気性がしんどすぎるという
あまりに大きな欠点があったため、
ハイクリ84の両ゼル外しの存在に気付いたとき、
どちらに取り組むべきなのかと比べたら
高繁殖が粘れば必然的に引けそう、
〆では潔く去勢狙いに専念できる
などからハイクリ84になったわけです。

気性に関しては過去の実験から
気性難率は全体の45%くらいで、
問題はこのうちどれくらいが去勢できるかですが、
もしその半分が去勢できるのなら
5頭に1頭はある程度の気性が保証されるわけです。
こう考えると、高レベルの気性が狙えないという欠点に目をつむれば
片親のみ気性Aの配合と大して変わらないでしょうし、
64では爆発時に気性が揃いにくいことを考えれば
むしろこっちの方が期待値としては高い気さえします。

そんなこんなで希望的観測に基づく
この配合に対する期待ばかり書いてみましたが、
STはかーなり不安ですし、
根性に至っては全く期待できませんし、
そして、何より結局は安定A。
撃沈する可能性の方が極めて高いでしょう(笑)。

(続く)