Melodie f. (2)

(続き)

以下シンフォニックレインファルシナリオの完全ネタばれです。
岡崎ファンとかで今後このゲームをプレイする可能性を
少しでも感じている人は絶対に見ないでください。
まあ、ダビ関連以外のこの日記の内容は
ほとんどの人が見ていないでしょうから
まず問題ないとは思いますが。














ファルシナリオを自分なりに整理。

ファル。
彼女は歌という夢のために
偽りの自己を演じ続けつつも、
居場所を求めていた。
同じ練習室に固執するのもそのため。

恋。
彼女は夢のための手段であったクリスに
自分の居場所を見つけた。
そして、同時にクリスから
自分の歌に欠けているものを気付かされる。

感情。
それが仮面をかぶったファルに欠けていたもの。
そして、それこそが彼女の夢である
音楽に最も必要なもの。
孤児院から帰った直後だけは
悲しみ・憎しみ・怒りといった本来の感情が
隠し切れなかったからこそ
その欠落を埋めることができた。
しかし、仮面をかぶり続ける以上、
それを持続することはできない。

クリス。
ファルに恋をし
アルのことを吹っ切ることで
彼の抱えていた微妙な感情が欠落。
彼の音楽からもその独自の魅力がなくなる。

夢。
彼女の突然の真相告白の意図は2つ。
夢をとること。
本当の自分をクリスに知ってもらうこと。

後者が彼女の恋心。
しかし、優先度は前者が上。
敢えて卒業演奏の直前に
わざとクリスを傷つけるような方法で
そして、自分もが傷つく方法で
本当の自分を知ってもらったのは
彼女の夢のため。
彼女は自分の求める音楽に必要なのものが
“カナシミ”だと知ったから。
だからこそ、恋が成就しない方法を選び、
そのカナシミを歌うことを選んだ。

「さよなら ありがとう」

うーむ、改めて見直すとこの文章は、
『メロディー』の詞を無駄に冗長にしただけですね(汗)。
まあ、個人的な整理もかねてますからご勘弁を。
にしても、あんな短い詞だけで
彼女の心情をあそこまで完全に表現するとは
岡崎さんすごすぎです。

ちなみに音感ゼロの僕は『雨のmusique』の演奏のために
何時間も練習させられましたよ(苦笑)。
さあ、次はリセシナリオ。
もちろんトルタシナリオは最後にとっておきます(笑)。
って、明日から大学再開だ、どうしよう・・・。