Melodie f. (1)

CROSS†CHANNELをクリアした後、
ゲームバトンのときに紹介したシンフォニックレイン
ようやく取り組み始めました。
まだファルさんの話しか終わってないんですが
恐ろしいほどこの作品に引き込まれています。
彼女のシナリオは最初は「?」だらけで
なんかすっきりせん話でした。
ということでリプレイ。

細かい内容を再確認してから
エンディング曲『メロディー』の詞を聞いていると
勝手に涙が出てきました。
彼女の心情がすべてここで表現されてたんですね・・・。
ラルク関連以外の詞で涙が勝手に出てきたのは
AIRの『Farewell song』以来でした。
いや、冷静に考えれば
本来僕が感動する類の詞ではないんですが、
ゲームの内容(ファルの心情)との相乗効果が
普通の詞より1次元高いエネルギーを生み出して、
それが僕に響いたということでしょうか。

そして、さらによく考えると
このシナリオが表現しようとしていたことが
まさにそういうことなんですなぁ・・・。
岡崎さんが神に思えました。

このシナリオはネタばれ厳禁ですから
ネタばれ的な内容は下にでも書こうかと。

ついでにガンダムSEED DESTINYも。
ファルシナリオをやった直後に見たということもあって
ガンダムSEED DESTINY最終回の印象がいまいちに。
いや、自己・自律という意味では
キャラクターの設定
(偽りの自己を演じるミーア、
記憶喪失のネオ、自己を持つことが許されない3バカ、
自己を持つことができないシン、
クローンという作られた自分に絶望するレイ、
軍人という客観的自己像に悩むアスランなどなど)、
自己の消滅の象徴としてのデスティニープランの打破など、
かなり一貫性があって
それなりにいい作品だったと僕は思っているんですけど、
(内容の質・是非は別問題ですが、
主張が一貫しているということ自体は
よくできていると素直に思います)
同時プレイしている作品がすごすぎると
やはりいまいちな印象になってしまいます。
ダビスタ64でいうと
安定Cをやった直後に安定Aをやると
普段以上に地獄を感じるみたいな感じでしょうか。

もちろんガンダムSEED DESTINY
ストーリ展開が相変わらず・・・でしたし、
シンという視点から見ると
死ぬほど中途半端な終わり方で
「なんじゃいこりゃ」って思うところもありますけどね。

(続く)