langatmig (1)

昨日の続き。

ローゼンメイデン(アニメ)
第1シリーズの詳細感想は<a href="http://www2.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=136840&log=20050905" target="_blank">ここ</a>に。
これを踏まえて簡単に現時点での第2シリーズtra:umendについて。
私的には第1シリーズだけで十分完結していた作品でしたから、
第2シリーズはどういう内容になるのか興味深かったのですか、
ここまで見た限り、
真紅らのアリスゲームからの解放といった感じ?
第1シリーズはジュンメインの話で
真紅とアリスゲームについては
最終話に無理やり詰め込んだ感があったため、
今シリーズではここをもっと掘り下げていこうということでしょうか。

まだ始まったばかりで何とも言えませんが、
第1話のプロローグやオープニングの映像を見る限り、
眼とか瞳とかが重要そうで
これが何を象徴しているのかが気になりますね。

あとどうでもいいことですが
蒼星石とジュンの二人きりでの会話シーンが妙に面白く感じました。
なんか二人が会話しているシーンが全然想像できなかったものですから。

CROSS†CHANNEL(ゲーム)
完成度の高さなら僕が今まで触れた作品の中でも最高級。
それほどに精巧に作られた作品でした。

小難しい概念がところどころ出てくるなど
この作品世界設定を完全に理解するのは大変ですが、
(僕は一回プレイしただけということもあって
細かいところは全然把握していません)
作品テーマ自体は非常に明快。

人間が抱える絶対的な孤独、
つまり、我々が自己という枠から抜け出せず、
世界との間に絶対的な深淵が存在するという
絶望的事実をどう捉え、どう立ち向かうのか。

この作品の結論は“電波を発信する”こと。

電波というのは物理的な距離を越えて
情報を伝達させるために人類が作り出したものですが、
この作品において電波を発信するという行為が象徴するものは
我々の間にある絶対的な距離を超えて
心(CHANNEL)を交差(CROSS)させようとする
人間の意志にほかなりません。
交差する確率は限りなくゼロに等しくても
そして、完全なる交差が不可能だったとしても
我々がこの世界内に互いに存在しているのは事実のはず。
ならば、その可能性を求め続けようじゃないかと。
(まあ、元々我々は同じ世界内の存在していないと考えれば
最初からその可能性はゼロになるんですけど・・・^^;)

(続く)