die Flaute (1)

アニメ版AIRの感想の続き。
ネタばれしてますので念のためにご注意を。

・第五話 つばさ〜wing〜
原作の中でもある意味最も難解だった美凪シナリオに突入。
うーん、やっぱり難しい。
Kanonの舞シナリオもそうだったんですけど、
完全に現代科学に毒されてきた僕の思考回路では
どうもこの夢と現実を絡めた話は
本能的に最初の設定の段階で拒絶反応が出て
思考停止しちゃうんですよね。

完全なるファンタジーなら
それに対応した見方ができるんですけど、
一応現実的な設定をベースにしている舞台で
夢が具現化されてるとかなると
頭がこんがらがるのか
まず最初の設定の段階でつまずいちゃうんすよ。

・・・とりあえず続き見ます。

・第六話 ほ し〜star〜
・・・案の定わけ若島津。
登場人物のセリフの間にある飛躍を
直感で補えなくて
「は〜? 全然セリフが論理的につながってねぇよ」
とか素で反応しちゃうんです(苦笑)。
うーむ、もう一回見直します。




結局5話を含めて一回どころか数回見直しましたよ(苦笑)。
大体内容はつかめた・・・はず。
つながりが分からなかったセリフやら
シーンも何とかだいたいつながりましたよ^^;

この美凪シナリオの内容は
一言で言えば思い出の昇華でしょう。
原作ではあれほど冗長だった
美凪美凪の母、みちるの3人の内容が
このわずかな時間に無理やり凝縮されていた
というのもあるのですが、
この話がややこしく感じる一番の原因は
思い出の扱いが場面によって
全く異なっているからだと思います。
そのニュアンスの違いに気付かないと
なんかすっきりしない話に感じるはず。
内容を追いつつ感想を。

美凪の母
みちるが生まれてこなかった現実を否定して、
美凪をみちるとみなして夢の世界を生きる。

美凪
みちるが死に母が幸せになれなかったことに
罪悪感を感じ、母の夢のかけらとして
みちるとして生きる。

みちる
自己を殺して生きる姉を想って
羽根の力でこの世界に現れ
自分が美凪の夢のかけら(妹みちる)になることで
美凪が姉美凪になれる場所を作る。

(続く)