sensus (1)

デスノートが最終回を迎えたのですが、
作品に対する内容そのものとは全く関係ないことで
ふと気付いたことがありました。

どうも最近はどんな作品も最終回が来ると
もっと続きが見たいとか思うことがなくなって
あー、これでノルマが一つなくなってくれた
と開放感を感じてしまうのです。
20世紀少年とかなんかまさにそんな感じでしたなぁ。
(そういや、20世紀少年の終わり方で
Remember11を思い出したのって僕だけかな・・・。)

でも、20世紀少年なんかは
立ち読みで大雑把に内容を追いかけていただけだったためか
正直全然面白くなくて
一度見た作品は必ず最後まで見てしまうという僕の性格によって
どちらかというとやむを得ず読んでいただけですから
まぁ終了後に↑のような感想になるだろうなぁ
ということはなんとなく予想していたのですが、
デスノートは現在連載中の漫画の中では
結構楽しんでいた部類でしたから
そんな作品が終わってもこんな感覚になるとは
ちょっぴり意外でした。

そこで改めて考えてみたところ、
ここ数年間衝撃を受けたとか強く印象に残ったとか面白かった作品は
AIRとかてんこなとかローゼンメイデン(1期)とか
いくらでも名前が思いつくのですが、
こういう作品に対しても終了後もっと余韻に浸りたいとか
続編が見たいとかそういう感覚はほとんどなかったんですなぁ。
つまり、終了して寂しいと思った作品が
ほとんど思い当たらなかったのです。
ここ最近唯一そういう感覚を味わった作品は
シンフォニック=レイン
その前となるとONEまで遡る気が・・・。

高校生くらいの頃までは
作品が終わりを迎えるとなんとも言えない感覚になり、
もっと続きが見たいと激しく思ったり、
時にはもうこの作品は終わったんだと
悲しくて涙したりしたことなんかもあったんです。
(今の僕からすると信じられないことですが・・・。)

(続く)