Si tacuisses, philosophus mansisses.

なんともう11月が終わりなんですね。
ということは11月祭の生産期間も今日まで。
近鉄前川勝彦さんの言葉を借りて
「明日は11月31日だと思った」と言いたい気分です(笑)。
最近は一日1セットペースと生産数は激減していたのですが(汗)
最後の悪あがきをやってみます。

話は変わって先ほどアニメ版Kanonを全巻予約してしまいました。
アニメ版AIR
一つ一つのエピソードはそうでもないんだけど
作品全体像としては原作をうまく再現できていない感じで
(この辺りは自分自身ではなんか原作と違うなぁ
SUMMER編が作品全体として生きていないからかなぁ
くらいの感覚だったのですが、
<a href="http://pasteltown.sakura.ne.jp/akane/games/blog/archives/2005_3_27_114.html" target="_blank">このページ</a>で非常にうまく説明されていて
ものすごく納得させられました)
確かに映像は素晴らしかったものの
「うーん・・・」という印象が強く、
涼宮ハルヒといいフルメタといい
京アニの作品は僕には合わんのかなぁというイメージがありました。

まとまりすぎている。
一見大胆なことをやっているようでも
自分たちにできることを把握した上で
実はかなり計算内の範囲でやっていて
泥臭さは絶対見せないようにしようとしている感じ。
漫画家で言うなら浦沢直樹さんみたいなイメージ。
もちろん、まとまり=完成度の高さであり
確固たる実力の証でもあるわけですから
ダメだというわけじゃないんですけど、
僕個人の中ではどうもこういう作品は
一番好きとかそういう類にはならないみたいです。
僕は限界ギリギリで取り組んでいる感じの
生々しいエネルギーが好きみたいです。
天使な小生意気はまさにそういう作品でしたし
最近ではアニメ版ひぐらしのなく頃にもそうか
(これは終わり方に問題ありでしたけど^^;)。

で、結局4万円近くというのが高すぎて
最初はアニメ版Kanonの購入は見送る予定だったのですが、
久々にKanonの音楽をたまたま聞いたら
無性にKanonの世界が懐かしくなって
さらに当初予定していなかったバイトの収入が加わり
結局買うことにしました。

ちなみにうちみたいに地上デジタルの環境がないところでも
YouTubeでアニメ版Kanonは見られるみたいなんですが
京アニの作品を低画質で見るのは
むしろもったいないということで敢えて見ないようにしています。

問題はこの時期に予約して果たして間に合ったのか。