fortuna (1)

あけましておめでとうございます(遅

昨年末に突然親が新しいTVを買って
自宅でKanon視聴可能な環境に変身。
ということで、予約していたDVD版をキャンセル。
3万円の出費がなくなって助かりました。
が、大きな問題が2つあります。
まず一つは途中から見ているため
これまでの展開がよく分からなのに加えて
なかなか雰囲気に馴染めないところです
沢渡さんの出番はもう終了したのですか。
まさか倉田さんの出番があるとは驚きました。
しかし、この辺は何話か見ていくうちに慣れていくことでしょう。
(見てない分は再放送に期待)
もう一つの問題が致命的。
BS視聴可能なTVは親が買ったものですから
当然親の部屋にあるわけですよ。
つまり、親の部屋で見ないといけないわけですよ。
というわけで、母親の隣でKanonを見てます。
見始める前は特に気にしてなかったのですが、
ハーレム攻略ギャルゲ状態でストーリーが展開されるので
真剣に恥ずかしいことに気付きました^^;

話は変わって
ガンダムSEED DESTINYスペシャルエディッションを見ました。
考えてみると、
本放送、再放送、スペシャルエディッション
とほぼ全て見たことになるんですよ。
なんだかんだで僕はこの作品が好きみたいです(笑)。

さすがにこれだけ何度も見ると
作品構造がかなり整理できますね。
うーん、なんだかんだで
よく考えられた作品なんですよね。

知識の樹と生命の樹
スペシャルエディッションは
この旧約聖書の話を背景に持ってくることで
作品の全体像がより明瞭なものとされていました。

知識の樹の実を手にしたものは知識を手にし
生命の樹の実を手にしたものは永遠の命を手に入れる。
知識の実を手にした最初の人間が、
さらに生命の実をとることのないように
エデンの園を追放された(のだそうです)。

知識の実のみを手にした人間は
善悪の知識を持ってしまうが
それと同時に有限の時間の中で
<i>いつになっても克服できない我等自身の無知と欲望</i>(by議長)
に苦しむことになります。
ゆえに人は生命の実に永遠を求めるのです。

永遠の現在(自己の消滅)
しかし、この生命の実には本当の幸せはありません。
永遠の現在に閉じ込められるからです。
それはまさに自己の消滅にほかならなりません。
この作品が物語・各キャラクターを通して描いたのは
この永遠の現在・自己の消滅の否定でした。

(続く)