angenehm (2)

(続き)

あと、作品全体として
過去エピソード(祐一が過去を思い出していく過程)と
祐一が現実を受容していく過程のオーバーラップが綺麗で
最終回のオチは絶妙だったと思います。
原作でいう「“思い出”に還る物語」というのを
原作以上に表現できていたように感じました。

ただ、先週に名雪とあゆを同時にけりを付けたと言う意味では
原作を超えた、みたいに書きましたけど、
あくまで「・・・という意味では」という条件つき。
原作がまずあって、
その原作を補完したというイメージですね。
そもそも原作を超えるって意味不明な表現。
超えたらそれはもう原作とは別の作品ですし。
そんなの作るのは原作に対する冒涜だろうと。

そういう意味では京アニ
原作に対するリスペクトが何より素晴らしいと思います。
原作の本質を徹底的に見極めて
その本質を損なわれないように
アニメとして再構築することを心がけていますもんね。
まさにプロフェッショナル。
ていうか、CLANNADもやるんかい^^;